倒れにくいブリーフケースの秘密
みなさんこんにちは。商品企画部Nです。
今回は、弊社のサンプル師が開発した
「倒れにくいブリーフケース05-F-0008」特許申請中
が “なぜ倒れにくいのか”
その秘密に迫りたいと思います。
このバッグ、一見普通のブリーフバッグです。前ポケットがあり、本体収納があり…。
ではなぜ倒れにくいのか?
その秘密は、本体の内装にあるPCポケットにあります。
通常のバッグですと、PCポケットは大抵、内装の後ろ胴側にくっついていることがほとんどです。
しかし、このバッグはココが違う!
このバッグのPCポケットは「両サイドが縫い付けられておらず、中で前後に動き」ます。
言葉だけではどういうことかわかりにくいですよね。こちらをご覧ください。
【 図解 】
このようになっています。
この仕組みがなぜ、“倒れにくい” につながるのかというと…
答えは「重心」にあります。
通常のブリーフバッグがよく倒れてしまう原因は、重量のあるパソコンやタブレットが後胴側のスリーブポケットに収納されることで、本体の重心が偏ってしまうから。
そこで、スリーブポケットを可動式にすることで、重心の偏りを無くし、常に重心が中央付近にくるようにしました。
さらに、このポケットは内容量がないときは前に倒れてきますが、物を入れていくと後ろに戻っていき、容量の邪魔をすることもありません。
(物がたくさん入っているときは、それが芯の替わりになりそもそも倒れないので、ポケットが後ろに下がっても大丈夫です)
【 図解 】
特に薄マチのブリーフケースは自立が難しいのが難点ですが、この機構を使えば「倒れにくい」を実現可能です。(正直限界はありますが…)
ホームページに載っているブリーフバッグは立体の前ポケットがついており、さらに倒れにくい設計となっております。
こちらをそのまま使用して商品化していただいても構いませんし、「もっとスリムなバッグでこの機能が欲しい!」「ブリーフじゃなくビジネストートやリュックで使いたい!」
というお声ももちろん大歓迎です。デザインから一緒に考えていきましょう!
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また豊岡鞄 認定企業として、松下ラゲッジ株式会社はこちらでも紹介されています。