みなさんこんにちは。松下ラゲッジ株式会社営業担当です。
最近、テレビや新聞などで「GIGAスクール構想」って耳にしたことはありませんか?
小学生、中学生のお子さんがおられる方は最近学校からPCやタブレット導入についてお知らせを見られた方もおられると思います。
今教育が大きく変わろうとしているんです!
学生が持つバッグも今後変わってくるかもしれません!
今回は2021年度から導入されるGIGAスクールについてまとめてみました。
「GIGAスクール構想」とは
子どものころからICT環境になじみ、将来の社会で生き抜く力を育むために、1人1台の端末環境を備えた学校のあり方を政府が推進していくというのがGIGAスクール構想です。2019年12月に文部科学省が打ち出した取り組みです。
GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」を略したもので、ICTを基盤とした先端技術などの効果的な活用を目指しており、1人1台の端末や高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するとともに、クラウド活用の推進、ICT機器の整備・調達といった体制の構築などを進め、多様な子供たちを誰一人取りこぼすことなく、公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現するという取り組みです。
※先程出てきたICTとは、IT技術の総称であり特に公共サービスの分野において使われる用語。ほぼ同じ意味を表す言葉にIT(コンピューターやインターネット技術の総称)がありますが、ITが経済の分野で使われることが多いのに比べ、ICTは主に公共事業の分野で使われることが多いです。これは、ITが経済産業省が用いる用語であるのに対し、ICTは総務省が用いる用語の違いがあります。
2020年度中を目指す「1人1台」の端末配備
しかしこの取り組みは、必ずしも自宅から授業に参加するリモートスクール的な構想というわけではありませんでした。しかし子供たちが毎日学校へ通うという、これまで当たり前だった日常がコロナ禍によって失われ、リモートスクールの取り組みが場当たり的に始まってしまいました。その結果、環境整備の不足という現状が浮き彫りになり、にわかに注目を集めることになったというわけです。
もともと構想していたロードマップでは、まず校内ネットワークを全ての公立高校と公立小中学校の8割に導入しつつ、2023年までかけて1人1台の端末配備を進める予定でした。しかし今すぐ必要なのは、学校に通えなくとも学習できる環境の整備となり、そのため2020年4月にはハード・ソフトの整備を加速化させ、1人1台の端末整備については2020年度中の完了を目指すとして全国の小・中学校にPCまたはタブレットが導入されます。主に小学校にはタブレット、中学校にはPCとの事ですが、自治体により導入される端末は異なります。
GIGAスクール構想により期待される効果
一斉学習から21世紀型の学習へ